動物は声を出して具合が悪いと訴えることはできません。ペットのサインに気づいてあげることも飼い主の大切な役割です。以下のような症状がある場合はかも動物病院へお越しください。
急を要する症状のチェックリスト
下記は急を要する症状です。急患での対応が可能ですので、お早めにご相談ください。
舌が紫色になっている。ときどき息が止まる。
頭部・胸部・腹部の場合は特に要注意。無闇に動かさずまず電話を。
※出血量にもよりますが、感染症などを併発する恐れもあります。患部を圧迫してすぐにご来院ください。
排尿・排便姿勢をとるが、尿や便が出ない。
糞や尿・吐物などに多量の血が混じる。また、血を吐く。
激しい痛みがある場合などは、触られるのをひどく嫌がる。場合によっては吠えたり噛みついたりして収拾がつかない。
よたよたと歩く。よろけて転倒してしまう。
痙攣を起こしている。気を失ってしまった。
電池や煙草、ネギ類などの異物を飲み込んだ。
外見上異常がなくても、内臓などに問題が起きている場合がある。
部位別検査をおすすめしたい症状
交通事故など不慮の事故を除けば、突然体調が悪くなることはめったにありません。ちょっとした異変でも心配な場合はご予約のうえ、検査を受けにお越しください。
鼻汁がいつもより多い。くしゃみの回数が多い。
涙や目やにが多く出る。充血している。
耳垢がたまりやすい。かゆがっている。悪臭が気になる。
かゆがる。毛艶が悪い。毛が抜ける。乾燥肌でフケが多い(皮膚病、寄生虫、アレルギーなどの疑い)。
歯の噛み合わせがよくない。口臭が気になる。
しばらく咳が続いていて、いっこうに治る気配がない。
爪切りが上手くできず伸びすぎている。
パンパンにふくれる(寄生虫の疑い)。
(臍ヘルニアの疑い)。
嘔吐を繰り返している。
歩き方が少しおかしい。びっこをひいている。
おしりのまわりが汚れている。おしりを床にこすりつける(肛門周囲腺のはれ)。
軟便、下痢が続く。便に血や粘液が混じる。
頻繁にトイレに行く。頻繁に少量のおしっこをする。